ゆかりの開発について

さくらドールズの代表、KEIです。
150㎝で巨乳な「ゆかり」を開発した経緯やコンセプトを書ければと思います。

●経緯

① なぜ、ぬいぐるみなのか
よくあるTPE素材では確かに理想とするボディの製作はできたものの……
その重量が40㎏オーバーとなってしまった。
そして、取り扱い以上に処分が大変だった。
以前から個人作家の徒桜系のぬいぐるみタイプを依頼していた事もあって、
ぬいぐるみタイプを探す事となった。
そのときはBeautifulDollのぬいぐるみタイプが販売されていた。
取り扱っているショップにカスタムを問い合わせるも返事があまり芳しくなかった。

② 転機
  1/3シームレス関係でやり取りしていた中国のパートナーに相談を持ちかけ、供給先であろう工場とのコンタクトに成功することなった。
 制作に必要なデータをT.AK.氏に依頼し出来上がった図面をもとに開発が始まった。

③ 特殊が故に
出来上がったボディは同社工場でも最大のサイズ(技術的に)な胸の大きさとなった。
故に付属の服の生産に梃子摺る事となった。
現在では問題なく期間中に納品できるようになった。

●コンセプト

 これはさくらドールズの全体的なコンセプトに通づるものがありますが……

リアル寄りでないファンタジー寄り

リアル系の多いドール業界において特に中国系が苦手とするアニメ系デザインでの開発。
それは日本人イラストレーターをデザイナーとして擁しているからこそ可能なデザインと企画。
たとえ、既製品が模倣されたとしても新たなデザイン・開発による企画力での対抗を意識しています。
故にレッドオーシャンであるリアル系に参入するのではなく、ブルーオーシャンであるアニメ系に参入を……というのがパートナーー向けの説明ですが、ぶっちゃけた話、巨乳イラストをドールで再現したいと言うのが本音。
ツイッターのタイムラインに流れてくる巨乳イラストを見るたびに
「イラストだけじゃなくてドールにできればなぁ」
といったのが動機です。
後、アニメチックな体型を再現しつつ重量問題を解決するにはぬいぐるみが個人的には最適解でもあった為でもあります。
別にそれは巨乳体型だけなく、次にリリースされたエルフにも言えることであります。

●1ユーザーとして
特に海外のドールの通販において商品写真と同じ衣装が手に入らないといった経験が私にはありました。
だからこそ、商品写真に写っている衣装は同梱させたいと思っていました。
特にゆかりはその特殊な体型から着る服に困ることは予想するのは火を見るより明らかです。
なので私は今後も「ゆかり」も150cm巨乳ボディがリリースされ続ける限り、対応した新作の服をリリースしていきたいと思います。
現に今も2着ほどすでにデザインと見積もりを終えて現在。サンプルを開発中です。
後からの購入の衣装にはなりますが、その分、デザイン等に拘っています。
(属の衣装は納期問題もあるので……)
受注生産で多少高額にはなるかとは思いますが、拘った衣装を提供できればと思います。




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